文庫、マンガのレビュー。
さくら (小学館文庫 に 17-2)さくら (小学館文庫 に 17-2)
(2007/12/04)
西 加奈子

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スーパースターのような存在だった兄は、ある事故に巻き込まれ、自殺した。
誰もが振り向く超美形の妹は、兄の死後、内に籠もった。
母も過食と飲酒に溺れた。
僕も実家を離れ東京の大学に入った。
あとは、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから「サクラ」となづけられた年老いた犬が一匹だけ――。
そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。
僕は、何かに衝き動かされるように、年末年始を一緒に過ごしたいとせがむ恋人を置き去りにして、実家に帰った。
「年末、家に帰ります。おとうさん」。
僕の手には、スーパーのチラシの裏の余白に微弱な筆圧で書かれた家出した父からの手紙が握られていた――。




待ちに待った文庫化。
迷わず手にとった。

東京の大学に通う僕。
久しぶりに家族で正月を迎える。

淡々と話が進んでいく。
じわじわとはまるかんじ。
後半から物語が急速に転がってく。
そうなるか?!ってかんじ。
幸せな家族が、一人一人少しずつ歯車を狂わせてしまう。
そして、少しずつ歯車をかみ合わせていく。


 生まれてきてくれて、ありがとう


でも感情移入できなかった…
比喩とかキャラとか独特すぎる。
ストーリーもちょっとありえない。
でも、文章は読みやすい。
笑いもあるし、若い人向けかな?


犬のサクラが「まっすぐにいこう」のマメタロウとかぶる…





3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)
(2008/02/22)
羽海野 チカ

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その少年は、幼い頃すべてを失った。
夢も家族も居場所も――。
この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。
その少年の職業は――やさしさ溢れるラブストーリー。






羽海野チカの新刊。
そう。
言わずと知れた、「ハチクロ」の作者。

今回は男性誌での連載なので、ぶっちゃけ不安だった。
こんな超女の子的ほんわかキュンキュン作品を描く人が、男性向けって大丈夫なんかい?!
難しい将棋の話。
専門用語はまったく分かりませ〜ん。
が、心配御無用。
おまけページでプロ棋士先崎さんが解説してくれる。
ありがたい。
そして、ほんわかキュンキュンはそのまま。
よかった…。

プロ棋士17歳の、零。
追い出したい、過去。
追い出せない、今。
悩んで、悩んで、癒されて。
なんか、重いんだけど、周りの人が温かい。
周りの人も、悩みを抱えてる。
一人一人の傷が、心に突き刺さる。

 でも知ってる人ができたとたん
 橋の向こうに色がついたような気がした
 「いつでもおいで」って言ってくれたけどホントかな…
 なんだか「おいで」と言ってもらえた場所ができただけで…
 そのことばだけで
 うれしくておなかがいっぱいで
 もう充分な気がした


こりゃ、マーガレットやらじゃ連載できないね!
大人向けの物語。
大作の後ってヘボかったりするけど、これはそれがない予感。
一人一人の背景がしっかりしてるのが、この人のすごいところ。
その点は、ハチクロ以上かもしれない。




腐女子彼女。腐女子彼女。
(2006/12/08)
ぺんたぶ

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見た目は美人系、実は腐女子(しかもかなりの!!)Y子と、
いたって普通の大学生だった僕の日常。
彼女のオタクな趣味に振り回されながら、日々戦い、翻弄され、
時にラブラブな僕の人生は、いったいどこに向かっているのか......。

オタク女子と非オタク男子の恋愛ノンフィクション。
話題のブログが待望の書籍化!






弟に借りて読んでみた。

腐女子なY子と、それに犯されていく作者。


 このブログは、腐女子な彼女を待つ男の、戦いの記録です。
 …すいません、嘘つきました。
 戦えてません。
 もう一方的です。
 日々、オタクの世界に突き進んでおります。
 このブログを読んだせいでこっちの世界に目覚めても、当方は責任を負いかねます。
 とってもオタトークですので、用法・用量を守って正しくお読み下さい。



なんか読んでて、作者はY子のことすきなんだな〜ってほんわかしてしまう。
が、おもしろくて始終にやけてしまう。
マンガ、アニメ知識があると、2倍にやける。
ロイエドでご飯3杯って…
マジ最強だわ、Y子。

まぁ、ブログ発なだけあって、内容は薄い。
ただ楽しく本を読みたい!って人にはオススメ。




アフターダーク (講談社文庫)アフターダーク (講談社文庫)
(2006/09/16)
村上 春樹

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真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。
「風の歌を聴け」から25年、さらに新しい小説世界に向かう村上春樹書下ろし長編小説






 ゆっくり歩け、たくさん水を飲め


村上春樹は苦手なんだけど、たまぁに気になって読んでしまう。

読んだあとのなんともいえない違和感は相変わらず。
春樹作品は、物語ではなく文章を味わうものなのかな?と言う結論に達した…。
何が言いたい、という訳ではないんだろう。
理解しようとするとこんがらがるので、やめます。

エリの話、「私たち」という視点。
謎。

これから先の話が気になるんだけど、それはまぁ個人の想像でってことかな。


村上ファンからすると、いつもの作品と一味違う印象を受けるらしいです。
が、さほどファンでもないものにとってみれば、独特の後味の悪さ、と言った印象。




サプリ 6 (6) (Feelコミックス) (Feelコミックス)サプリ 6 (6) (Feelコミックス) (Feelコミックス)
(2007/07/25)
おかざき 真里

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恋と仕事と。

真面目過ぎたり、
一生懸命過ぎたり、
社会人しながら
女するっていうのは
何かが過剰になってしまう、
気がする。おかざき真里





仕事、恋愛、女同士のいざこざ。。
広告代理店に勤める藤井ミナミ、28歳。
彼女の言葉は、まさに働く女の子代表といったかんじ。


 そもそも自分のやりたいことが
 あらかじめ会社に職業として用意されてるわけないと思いますが?


 最初から何もなければ平気だった
 でも一度知ってしまったぬくもりを取り戻すために
 あいてしまった穴を埋めるために
 “そのためだけに生きてもいいって思う”
 カミサマっていうのはきっと失くしたものの代替だ

 癒されるっていうのはもしかして
 何かを誤魔化しているのかもしれない



主人公以外のキャラも個性がある。
一人一人悩んで、葛藤している。
彼らの言葉も印象的。


 ほめられるって気持ちいいでしょ?
 自身のある子だけが次にいけるの 
 それがいちばん女の子をきれいにするの
 私たちはそのために仕事してるんでしょう?

 恋愛を勝ち負けだと思ってない?
 
 「名前をつける」って「存在してもいいよ」ってことなんだな

 本当働く女に「いい男」っていないものよねぇ

 触られるって肯定されるってことなんだな
 触りたい 抱きしめられたい 肯定されたい 夜



名言が多くて多くて。
言葉が胸に突き刺さる。
働く女性のバイブルと言っても過言ではないね。

仕事して、恋して、悩んで、泣いて、笑って、溺れて…
うまくいかないことだらけだけど、いつも一所懸命。
あぁ、がんばろう、って思わせてくれる。
恋愛は結構ごちゃごちゃしてるけど、大人の恋愛なんてそんなもの。
逆にリアル、かな。


現在6巻。以下続刊。
過去に伊藤美咲主演でドラマ化されたが、断然原作のほうがおもしろい。
が、なかなか新刊が出ませ〜ん。
毎回気になる終わり方!
待ち遠しさを我慢できるか…むぅ。


仕事をしてる女性には是非読んで欲しい!






 
テガミバチ 1 (1) (ジャンプコミックス)テガミバチ 1 (1) (ジャンプコミックス)
(2007/01/04)
浅田 弘幸

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夜が明けることのないAG(アンバーグラウンド)という名の地。
首都を照らす人工太陽の光も届かない危険な土地で人々のテガミを届ける仕事があった。
命を賭してテガミに託された“こころ”を運ぶ彼らを、人はテガミバチと呼んだ!






mixiの某コミュで人気だったので、気になって購入。
現在3巻まで出てます。
1巻は少年ラグとテガミバチのゴーシュの出会いから始まります。


 「テガミ」には大切な「こころ」や「きぼう」「願い」がたくさん込められているのです。
 命をかけてきみを必ずキャンベルに届けます…!!!
 それがテガミバチの仕事ですから…!!
(ゴーシュ)


ゴーシュとの旅。
新しい街、出会い、別れ。
ラグはテガミバチになる決心をします。


絵がかわいいし、ストーリーもしっかりしています。
登場人物の表情が豊かなこと!
世界観もいいですね。
ファンタジー好きにはたまりません。
1巻から泣かせてくれます。
ちょこちょこ笑いポイントもあって、クスリ。
つづきが気になる展開がもどかしい。

女性でも読みやすいですね。
オススメ。


こんにちは。
coroと申します。

趣味は読書。
もっぱらマンガです。
ジャンルはばらばら。
小説もちょこちょこ読みます。
断然文庫派です。
同じ高さの本が並んでるのを眺めるのが好き。

夢は部屋をマン喫にする事です。


こんなcoroの、気ままな読書記録です。
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プロフィール

coro

Author:coro
22才、女、東京在住。
ひたすら本屋に通ってます。


好きな作家は
・伊坂幸太郎
・三浦しをん

好きなマンガは
・おおきく振りかぶって
・ハチミツとクローバー
・ONEPIECE

おもしろいっていうものには
なんにでも手を出します。

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